BELEGA ASIA(ベルーガアジア)の投資詐欺被害にあったサラリーマンの日記

ベルーガアジアの投資詐欺被害にあいました。つらいですが、この経験を今後の教訓として生かすため、今回経験した詐欺師の手口を皆さんに可能な範囲で公開します。そして同類の投資詐欺業者のサイト、およびステマブログなどを徹底批判していきます。投資詐欺業者を一つ一つつぶしていきましょう。

2015年12月、ついにベルーガアジアの資産運用が詐欺であることに気づいた!!

 

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こんにちは、まことです。

わたくしは前回までで述べたように、ベルーガアジア担当者に勧められるがままに、Direct Trading Securitiesの証券口座を開設し、3つの口座で投資資金を運用していたことになります。また、3つの口座はそれぞれウォーカーズⅢ、エディンソンⅡ、エディンソンⅢという自動売買システムで運用していたことになっていました。

いずれの口座でも、投資資金が極めて順調に増えているように表示されていました。

そして、2015年10月初めに以下のようなメールが届きました。

........................................................................................................................................

こちらは DIRECT TRADING SECURITIES カスタマーサポートです。
このたび、銀行の運営ポリシー、利便性向上の取り組み、並びに事務処理効率化のため、
資金を入金する際の銀行口座が変更になりました。
今後、入金作業を行う場合は下記送金先情報で手続きしてください。

銀行名 PHILIPPINE BUSINESS BANK
銀行住所 137 Yakal St., San Antonio Village, Makati City, Philippines
銀行国 Philippines
SWIFT PPBUPHMM
口座名義 IACCOUNT SERVICES (HK) LIMITED
口座名義人住所 36th flr. Tower 1 Enterprise Bldg. 6766 Ayala Ave. Corner Paseo de Roxas St. Legaspi Village, Makati City, 1229
口座名義人国    Philippines
口座番号
USD 口座: 011-90-000230-2
■注意!■受取人へのメッセージ欄に必ず下記の記号をご記載ください。

 DTS **** お客様名前

****の場所は、4桁のDIRECT TRADING SECURITIES ACCOUNTを記入
名前はアルファベットで記入

........................................................................................................................................

このメールをみて、「金融機関を変えた理由は本当にその理由なんだろうか?」と思いました。「まさか、ベルーガアジアとその関連組織は犯罪組織であることが発覚し、追われているのかも・・・」そんなことも頭に思い浮かびましたが、私はすでにベルーガアジアの推奨する資産運用に大金を振り分けてしまっていたため、「まあ、たぶんそういうことはないんじゃないか。」と自分を守ろうとするがごとく、自分の都合のいい方向に結論を考えてしまいました。

 

それまで私はベルーガアジアを介した資産運用に投資資金を多く振り分けてしまっていたため、その頃にはさすがにこれ以上の投資はしないぞと思っていました。10月後半には案の定、またベルーガアジア担当者から電話がありました。

「3億円を目標に資産形成をするため、投資資金をもっと追加しましょう。」などと言ってきました。

私もこの時はさすがに、「顧客の資産運用に関する希望を聞き入れずに、自社の運用商品でもっと投資しろ、などと言ってくるベルーガアジア担当者は強引すぎるな、」と思いました。「無理です。」とすぐに言いましたが、ベルーガアジア担当者は「郵便局窓口から振替を使うと早く送金できますので、見本を送付します。」と言って

以下の記入例をメール添付で送付してきました。

 

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もちろん、こんな見本は無視しました。

  

そして2015年12月になり、Yahoo!知恵袋というサイトに「ベルーガアジア(BELEGA ASIA)で詐欺に遭いました。」という同年11月の投稿があることに気づきました。この投稿内容は悲壮感がただよう感じがあり、決して演技ではない本当の被害者だと感じました。内容は以下のようなものでした。

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ベルーガアジア(BELEGA ASIA)で詐欺に遭いました。
借金までさせられて、全資産を投じてしまいました。

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以前に知恵袋で投稿してチエリアンの方が答えてくれたように
本当に、本物のプロの詐欺師集団でした。

すでに申請してから数か月も経つのに、
「出金額が証拠金を超えてます」という回答が来るだけで
全然出金ができずに本当に困っています。

 交渉してお金を返してもらえればとも思っていますが、
何を言っても、「未決済のポジションがある」と言って全く取り合ってくれません。

電話で「返金してください!」と強い口調で言えば、
「そんな口の悪い人とは話せません」と言って、すぐに電話を切る始末です。

 最初、電話をすると一見物腰の柔らかい受付が対応をしてくれるのですが、
いざ出金となると手のひらを返したような対応です。

入金の時は、銀行に振り込む時まで電話でサポートすると言ってきたのに。。

一年間も騙され続けていました。。
本当に、本当に悔しいです。

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これを見て、ベルーガアジアの指定した証券会社からは出金できない、ということに初めて気づき、ショックを受けました。

たまたまその頃、妻の参加している団体を通じて、定年退職後の元警察官の方に会う機会がありました。そこで、これまでのベルーガアジアが勧誘してきた資産運用の資料、具体的にはこのブログでも前回までに取り上げたエディンソンⅡ、ウォーカーズⅡ,Ⅲの説明資料を見せました。しばらくその資料をじーっと見た後に「こんなに(運用で右肩上がりに資産が増え続けるような)運用できることはあり得ない。これは先物を使った詐欺ですな。円天と同じですな。」と言われました。私はこの投資につぎ込んだ投資資金が多額であり、そのすべてが出金できない可能性が高いと判明したため、思わず泣いてしまいました。

そしてその翌週には地元の警察に、投資詐欺の被害にあったことを届け出に行きました。対応された刑事の方は話は一通り聞いてはくれましたが、「実際にその証券会社が存在するのかもわからないし、海外が絡んでいるだけに捜査は難しい。」ということでした。

それでは、この続きは次回また記載します。 

詐欺に気づけないうちに、4つ目の自動売買システム(エディンソンⅢ)を購入することに

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こんにちは。まことです。

 前回はベルーガアジア詐欺被害による個人的な心情を書き連ねることになりましたが、今回は詐欺被害の経過の振り返りに再び戻ることにします。

2015年2月中旬に、ベルーガアジア担当者から「エディンソンⅢというファイナンスシステムの採用が決まりました。」というメール連絡がありました。そして、同日に同じ担当者から、電話で説明、宣伝がありました。

私は、このシステムも有用な資産運用商品だとだまされてしまったため、またまたその自動売買システムを3月初めに購入しました。システム代金は15万円でした。また、今回も1回目、2回目と同様にベルーガアジアの指定した証券会社Direct Trading Securitiesに口座を開設し、その口座に投資用資金数万ドルを送金しました。投資資金の送金先口座は、以下のメールに記載されているとおりで前回と同様でした。

 

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#開設された口座に資金を送る方法

DIRECT TRADING SECURITIES の国際インターネット銀行口座に送金をするとスムーズに口座反映をします。下記の口座へ送金してください。

銀行名:BANK OF COMMUNICATIONS CO., LTD OFFSHORE BANKING UNIT
銀行住所:NO 188, YINCHENG ZHONG ROAD, SHANGHAI, CHINA
銀行国:CHINA
SWIFT:COMMCN3XOBU
口座名義:IACCOUNT SERVICES (HK) LIMITED
口座名義人住所:Room501, 5/F, Workingport Commercial Building, 3 Hau Fook Street,Tsim Sha Tsui, Kowloon, Hong Kong
口座名義人国:HONG KONG

口座番号:OSA90000088020100
■注意!■受取人へのメッセージ欄に必ず下記の記号をご記載ください。
 DTS **** お客様名前
****の場所は、4桁のDIRECT TRADING SECURITIES ACCOUNTを記入
名前はアルファベットで記入
間違いのない反映のため送金明細をメールに添付して送信ください。

.............................................................................................................................

 

そして、エディンソンⅢという自動売買システムの説明資料は以下のとおりでした。

説明資料のコピーでは数字がぼけて見えにくくなっていますが、平均月利15.8%と記載されていました。

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そして、Direct Trading Securitiesの口座に投資資金を入金後は、今回も投資資金は取引により順調に運用資産が増えているように表示されていました。

続きは次回、記載します。

私がベルーガアジア投資詐欺被害にあった経過を記載する理由

 

 

 

 

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こんにちは。まことです。

これまで、ベルーガアジアの利殖勧誘詐欺の犯罪行為による、私個人の被害の経過を書いてきましたが、本当に思い出すだけでつらいです。こういった経過を書くことも思い出すことも、嫌になります。もし、ベルーガアジア関係者があなたの資産を根こそぎだまし取ろうとしていることに気づいたら、あなたは彼らに対してどういう感情を抱きますか?当然、ベルーガアジア関係者が目の前に現れたら、暗殺してやりたいと思うでしょう。あるいは数年前のサラ金会社の放火事件のように、ベルーガアジア関係者をオフィスごと爆破して殺してやりたいですよね。もちろん、実際にこういった行為を行うことは犯罪になりますので私個人としては、残念ですが決して推奨できません。でも、本当はこれぐらい仕返しをしてやりたいです。たとえ警察官の方でも、これまで数年から数十年間の労働により貯めてきた生活資金、自分と家族の大事な今後の生活資金を奪われたら、それぐらい腹立たしいと思うでしょう。もっとも警察官の方がそんな犯罪に引っかかることはめったにないようですが。

 

ところで、私個人がベルーガアジア関係者の発言から聞いたところによると、ベルーガアジアの詐欺犯罪行為による被害者は少なくとも500人から1000人はいるはずです。なぜなら、私はベルーガアジア担当者から2015年後半に「弊社は富裕層向けの資産運用商品の提供を中心としたプライベートサロンサービスを提供しています。現時点で500人から1000人くらい皆さん会員の方がいるんですよ。」という発言を確かに聞いたことをしっかり記憶しているからです。

でも、実際に「私はベルーガアジアの金融詐欺被害にあいました。ベルーガアジアを決して許しません。」という告発をブログやホームページでしている人は、私以外には1人か、2人しかいませんね。なぜでしょう?

 

もちろん、とてもつらい体験談だから思い出したくない、その記憶に触れたくないという方が圧倒的多数でしょう。でも、誰か1人以上の被害者が「ベルーガアジアは顧客をだまして、顧客の資産を奪い取る詐欺犯罪組織だ!」と告発しないと、警察も逮捕できないですから、野放し状態になってしまいます。それに、さらに新たに被害にあう人も出てしまうでしょう。だから、少なくとも数人以上の被害者が「ベルーガアジアは投資勧誘行為により、顧客をだまして顧客の資産を奪い取る行為をしています。みんなこの会社とは絶対つきあうな!こんな犯罪組織の行為は絶対に許さないぞ!」と発言する必要があるのではないでしょうか。私はそういう理由で、このブログを記載しているのです。決して、目立ちたいとかは考えていませんし、嫌な思い出を思い出したいわけではありません。もっともこの詐欺犯罪組織に関する警察の捜査に関連する情報をあまり公開すると、詐欺犯罪組織が警察の捜査から逃れる気づきを与えてしまうため、注意は必要です。

 

私はこのブログで夕日の写真を多用する理由、それはもちろんこんな詐欺犯罪組織にだまされたことが悔しいし、後悔しているからです。また海の写真を多用する理由は、涙が出るくらいつらいですが、涙が枯れて出ないからです。皆さんもどんなに悲しい出来事を体験しても、1週間も涙を出して泣き続けるなんてことはできないでしょう。特に男性はできないと思います。海や川など水の流れる風景を見ていると、海が「涙を際限なく流したいくらいとてもつらい、とても悲しい。」という私の気持ちを表現してくれている、あるいは理解してくれているような気になります。これは一部の人にしかわからない気持ちなのかもしれません。

2015年年初に高価な3つ目の自動売買システム(ウォーカーズⅢ)を導入することに

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こんにちは、まことです。

私はベルーガアジアの投資勧誘が詐欺であることに当初から2015年12月初めまではまったく気付いていませんでした。そのため、前回述べたとおり2014年年末に2つ目の自動売買システム購入、証券会社への投資資金ベルーガアジア担当者に言われるままに勧めてしまいました。

そして2015年1月に、「この度、『ウォーカーズⅠ』のバージョンアップが正式に決まりましたのでご報告させていただきます。」などという宣伝じみたメールがベルーガアジア担当者から届きました。

ウォーカーズⅠよりも高い運用利回りを実現したというウォーカーズⅡという自動売買システム、またウォーカーズⅡよりもさらに高い運用利回りを実現できるというウォーカーズⅢという自動売買システムの案内でした。そのメールが届いた数日後に、その2つの自動売買システムについて説明、宣伝する電話がベルーガアジア担当者からかかってきました。もちろん説明だけで引き下がるような人たちではありません。「こんなにいい運用商品が出回ることはそうそうありませんよ。」「すごいいい商品ですよ。」といって、ウォーカーズⅡとウォーカーズⅢのいずれかを購入して運用することを勧めてきます。私は資産運用に回せる余裕資金がある程度はありましたので、詐欺とは気づいていなかったため、ウォーカーズⅢを購入してしまいました。

ウォーカーズⅡ、ウォーカーズⅢの説明書類は以下のとおりでした。

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私は、これらの自動売買システムが詐欺だということに、当初はまったく気付いていませんでしたので、「こんなにも順調に資産運用できるんだ。」と思い込み、だまされていました。上記の資料によるとウォーカーズⅡの予想年利(利益率)は106.52%、ウォーカーズⅢの予想年利は161.20%と表記されていますから。今になって常識的に考えてみると、こんな運用利益率はありえないですよね。それにもし、この商品がいい資産運用商品なら、もっと世間で評判になっているはずです。

まあこの時は、ウォーカーズⅢの自動売買システムを購入し、運用する意思をベルーガアジア担当者に伝えたところ、ウォーカーズⅢのシステム代金30万円とウォーカーズⅡのシステム代金10万円を合わせて支払うように説明され、銀行振り込みにて支払いました。

そして、今回はウォーカーズⅠで運用している口座に投資資金を追加して、運用するシステムをウォーカーズⅠからウォーカーズⅢに切り替える形になります、と説明されました。そこで私は投資資金数万ドルを指定された口座あてに送金しました。その説明どおりに、追加の投資資金を指定された口座に送金すると、取引記録上はその後も順調に資産が増え続けているように表示されていました。

 続きは次回また記載します。

2つ目の自動売買システム(エディンソンⅡ)を購入することに

 

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 こんにちは、まことです。

私は前回述べたとおり、2014年8月から10月初めに1つ目の自動売買システム(ウォーカーズⅠ)を購入し、証券口座に投資資金を入金し運用を開始しました。

それから一息ついてしばらく様子を見ようと思っていると、1か月ほどして11月初めには、ベルーガアジア担当者からまたしつこい勧誘の電話がかかってきました。内容はもちろん、「10月から1つの口座で運用を開始していますが、2つ目のシステムも購入して同じように投資資金を運用すれば、より安定した資産運用が可能となります。余裕資金があればぜひとも運用しましょう。」といった勧誘電話でした。

ベルーガアジア担当者は、私が1つ目の証券口座を開設するときに電話で私にはとても記憶に残る超重要な発言をしていました。その発言とは、「証券口座に入金した運用資金は、自動売買システムを停止するなどの必要な手続きをすればいつでも出金できます。」「お客様の運用資金は証券会社の資産などとは分別管理されて保管されていますので、安心してもらってだいじょうぶです。」というものでした。(実はこの2つの発言は後日になって、100%虚偽の説明であったことが判明します。)

私は上記の「いつでも出金できる」という説明を信じていたため、2つ目の自動売買システム購入、そして投資資金追加での運用に応じてしまいました。今回は、エディンソンⅡという自動売買システムの代金として20万円を口座振り込みで支払いました。そして、1回目と同様に証券会社Direct Trading Securitiesから、中国の銀行口座宛てに投資資金を送金するように指示するメールが届きました。指定された銀行口座の名義は、またまたi account services(HK)Limitedでした。

その後、投資資金・数万ドルを証券会社が指定した銀行口座に海外送金をしました。

証券会社のホームページは以下のようなホームページでした。野村証券などいくつかの大手金融機関を提携しているように表示されていますが、実際はまったく関係ないようです。大手金融機関が、出金拒否するような犯罪組織と提携するはずがないですから。こんなところでもウソをついているとは、詐欺師の本領発揮といったところです。

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また、新たな口座の入金額に対して自動売買システムの運用を適応するための申込書と説明されていたLPOAという書類を、ベルーガアジア担当者に指示されたとおりにメールの添付ファイルで送信しました。その文書の形式、内容は以下のとおりでした。

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 この2つ目の自動売買システムによる運用の準備が終了したのが2014年12月中旬でした。

続きは次回、記載します。

 

 

 

 

 

最初の自動売買システム(ウォーカーズⅠ)を購入して、証券会社の口座開設、運用開始へ

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こんにちは、まことです。

ベルーガアジアのトライアル会員に登録を終えた後は、私の場合はウォーカーズⅠという(自動売買)システムを購入して、証券会社の口座開設を行うという手続きでした。

最初に8月上旬にウォーカーズⅠのシステム購入にともないシステム代金の支払いを求められ、5万円を口座振込で支払いました。

その次に、ベルーガアジア担当者から電話がかかってきて、「運用を始める前に、運用口座を開設する証券会社を決める必要がありますので、以下の案内メールに記載されている中から一つを選んでください。」という指示がありました。

 

........................................................................................................................................

****様

平素は一方ならぬお引き立てに与り、厚く御礼を申し上げます。

BELEGA ASIAでございます。

さて、口座開設をしていただく証券会社をご案内致します。

つきましては、下記7社の中から1社をお選びいただき、ご返信くださいますようお願い申し上げます。

返信先)担当者メールアドレス(******@myprivateguide.com)

返信例) ○○で口座開設を希望。

○○に証券会社名を記入

※証券会社名をクリックしてサイトにアクセスします。

     World forex /ワールドフォレックス

     Direct trading securities/ダイレクトトレーディングセキュリティーズ

     FX bright/エフエックスブライト

     Trading flat market/トレーディングフラットマーケット

     Mono fx/モノエフエックス

     Natural forex/ナチュラルフォレックス

     Burnex forex/バーネックスフォレックス

なお、証券会社によっては、ご希望に添えない場合もございますのでご了承下さい。

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問合せください。

今後ともご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

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電話での担当者の説明では、②Direct Trading Securities が日本語対応ができるのでよい、と言われました。私はその時、上記7社のホームページを大まかにみてみたのですが、いずれの証券会社のホームページも英語で表記されていて、デザインの違いなどはあるものの、証券会社のホームページらしくは見えました。「どの証券会社を利用しても運用自体は同じですよ。」と担当者からすぐ決めるように言われましたので、私は②Direct Trading Securities を利用することにしました。

証券会社で口座開設手続きをすると、4日後に証券会社から口座開設完了という以下のメールが来ました。

 

.....................................................................................................................................

こちらは DIRECT TRADING SECURITIES カスタマーサポートです。
口座開設に成功しました。


DIRECT TRADING SECURITIES ACCOUNT NAME:**********
E-mail ADRESS:*****************

DIRECT TRADING SECURITIES ACCOUNT:****
FOREX STRATEGEIS ACCOUNT:********
FOREX STRATEGEIS PASSWORD:*********
  ・送金する資金に対してボーナスがつきます。

 新規の入金に対し送金額の10%が受け取れます。
#開設された口座に資金を送る方法

DIRECT TRADING SECURITIES の国際インターネット銀行口座に送金をすると
スムーズに口座反映をします。下記の口座へ送金してください。

銀行名:BANK OF COMMUNICATIONS CO., LTD OFFSHORE BANKING UNIT
銀行住所:NO 188, YINCHENG ZHONG ROAD, SHANGHAI, CHINA
銀行国:CHINA
SWIFT:COMMCN3XOBU
口座名義:iAccount Services (HK) Limited
口座名義人住所:SUITE 7B, 7/F PICO TOWER 66 GLOUCESTER ROAD WANCHAI, HONGKONG
口座名義人国:HONG KONG
郵便番号:999077

口座番号:OSA90000088020100

■注意!■受取人へのメッセージ欄に必ず下記の記号をご記載ください。

 DTS **** お客様名前

****の場所は、4桁のDIRECT TRADING SECURITIES ACCOUNTを記入
名前はアルファベットで記入

間違いのない反映のため送金明細をメールに添付して送信ください。

反映されるとあなたは投資家としてスタートします。
I wish you good luck in your investment.

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送金先口座に中国の銀行が指定されていました。しかも、口座の名義が証券会社の名前ではなく、別の法人名iAccount Services (HK) Limitedになっていました。

ベルーガアジアの担当者の話によると、アジアの顧客の投資資金はいったんこの口座に入金して、この口座から上記のイギリス、スイスの証券会社の口座に資金が振り分けられると説明されました。

そこで10月初めに、この口座宛てに海外送金の手続きをしました。その後、2週間ほどで証券会社のログイン画面、取引画面で振り込んだ投資資金が反映されました。その後、自動売買の取引により投資資金を少しずつ着実に増えているように表示されていました。(そういえば、この証券会社Direct Trading Securitiesのログイン画面、取引画面の背景も真っ黒でした。)

その後はしばらくを様子を見ていればいいだろう、と思い経過を見ていると、11月にはまたベルーガアジア担当者のしつこい勧誘電話がかかってきました。

続きは次回記載します。

ベルーガアジアの会員制度は優しいようで恐ろしい

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こんにちは、まことです。

前回の続きですが、ベルーガアジアが推奨してくる(海外FX)証券会社の口座でのFX自動売買システムに運用に参加するとベルーガアジア担当者に伝えたところ、「それらの投資商品を利用するにはベルーガアジアのトライアル会員か、正会員にいずれかになることが必要です。」と伝えられました。

そして、担当者の説明によると「およそ資産3億円くらいかそれ以上の人は正会員という扱いになります。その場合は入会金や年会費は必要ですが、ランドバンキングの紹介やプライベートバンキングの紹介、あるいはメディカルサービスと言って体調が悪いときに医療機関の紹介を受けられるといったサービスを提供しています。(規約には正会員の入会金は百万円、年会費は五十万円、入会時の預託金は五百万円と記載されていました。でも出勤拒否にあった被害者のほぼすべてはトライアル会員で、本当に正会員が存在するのかどうかは不明です。)そこまでの資産は現時点ではないけれども、それくらいの資産構築を目指す人たちに対しては、トライアル会員という扱いになります。その場合は入会金や年会費は不要(無料)で、その場合は弊社の自動売買システムでの運用で、できれば数年以内に正会員になれるだけの資産構築を目指していただくということになります。」と説明されました。

現時点で資産が3億円未満の人の入会金、年会費は無料ということは、意外と優しい会員制度だなあ、と当初は私も思いました。

でも、その後しばらくすれば、トライアル会員という制度自体が罠だということに、早いか遅いかに関しては個人差はあるものの、いずれは気づくことになります。トライアル会員になった人たちは担当者の説明を受けて、まずは一つの自動売買システムを購入して、証券会社の口座を開設して、投資資金を入金します。そしてLPOAという、自動売買システムでの運用を申請する書類を証券会社にメール添付送付して、それで資産運用が開始されるということでした。

しかしその後、2~3か月するとベルーガアジア担当者から「余裕資金があれば、投資資金を追加しましょう。」とか「余裕資金があれば、他の(自動売買)システムを購入して、できた余裕資金をそのシステムで運用してさらに資産を増やしましょう。それでできるだけ早く正会員になれるだけの資産構築を目指しましょう。」と言って投資資金追加を迫ってきます。それで、投資資金に余裕があってその時の投資が成功していると思っている(だまされている)人たちは、その時も自動売買システムを購入して、投資資金を追加することになります。それであとは様子を見ればいいだろうと思っていると、そのまた2・3か月後にはまた担当者から電話をかけてきて「余裕資金があれば、投資資金を追加しましょう。」と投資資金の追加や、自動売買システムの購入をしつこく勧誘してきます。延々とその繰り返しです。投資資金の追加をはっきりと断ると、「そんなことをしていては正会員になれませんよ。」と言われた人もいるようです。つまり、投資資金が増えるとはいうものの、担当者が電話をかけてきて本人の意思に関係なく次から次に投資資金を追加させようとするという、恐ろしい手口です。「トライアル会員には正会員になれるだけでの資産構築をしてもらう。」という口実を最大限生かしているのです。それで、投資に参加した人たち・被害者は後日出金しようとすると全額出金拒否されているのですから、たまったものではありません。

 

それはさておき、トライアル会員の申し込みは、電話での担当者の説明を聞いて、最初の15日間の案内メールのリンクから申し込み画面を開いて、そこに住所や氏名など申し込んだ本人の個人情報を入力して申し込みました。登録手続きが終わると、ベルーガアジア会員サイトの画面について、電話で担当者からひととおり説明されました。

以下が、背景がゴールド色で奇抜なデザインとも言えるベルーガアジア会員サイトの表紙ですね。

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上記のホームページの画面から、「マイページ」と記載されているところをクリックして会員番号とパスワードを入力してログインすると、会員サイトというか、マイページを開くことができます。そのページの画面は以下のような感じでした。

 

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ホームページの表紙は不気味なゴールド色で、ログイン画面は真っ黒です。

私は国内の証券会社や銀行のホームページのネットバンキングを複数利用してきていますが、ログイン画面が真っ黒なのはこの会社以外に見たことがないです。たいていは白など明るい色で表示されています。「画面が真っ黒だったり金色だったり、なぜこんな変なデザインのホームページを作っているんだろう。」と初めて見たときは不思議に思いました。でもまさかこのベルーガアジアが詐欺犯罪組織だとは気づきませんでした。

もしかすると、敏感な人は真っ黒な画面を見て、「黒はマフィアや犯罪組織が好みそうな色だ。金色のホームページの画面も不気味だし、ベルーガアジアってもしかすると詐欺犯罪組織なのではないか。」と気づいて、投資をやめて投資資金を失わずに済んだ人がいたのかもしれません。

私も含めて、ベルーガアジアの投資詐欺で大切な投資資金を失う被害をこうむった人たちは、ベルーガアジアの投資商品に関する説明を信じすぎたということと、ベルーガアジアが犯罪組織かもしれないということを示すホームページの不気味な色づかいという兆候に鈍感すぎたということなんでしょうね。

教訓になったとはいえ被害金額が大きいですし、今となっては後悔してもしきれないです。

まあ私は投資資金の大半を奪われてしまいましたので、今後当分は金融機関以外で投資をすることはないでしょう。