ベルーガアジアの担当者の投資勧誘に乗ってしまった
こんにちは、まことです。
前回のブログ更新からもう2週間経過してしまいましたね。正直言って、いやなことは本当は思い出したくないので、ついつい他の趣味とかを優先してしまいます。
ベルーガアジアの宣伝を受けて資料請求してから、わずか2か月で投資を始めてしまったのは今となっては後悔、反省するばかりです。最初は最低でも6か月は(評判がいいが悪いかをチェックする意味も含めて)様子を見るつもりだったのに、なぜ早々と投資の勧誘の乗ってしまったのかというと、やはり担当者の説明が早く投資をするように迫るような内容だったからです。担当者は「(エディンソンⅠ、エディンソンⅡ、ウォーカーズⅠといった)システムごとに500台までしか設定できないという台数制限がありますので、早く申し込まないと、後から申し込みたいといってもできないんですよ。そうなると資産を増やす貴重なチャンスを逃すことになります。早く申し込んだほうがいいですよ。」と言っていました。そうやって申し込んだ投資商品で、投資資金を根こそぎ奪われたのですから、腹立たしい限りです。資産を増やすのに有用な金融商品は今後も次々とでてくるでしょうが、奪われた投資資金は二度と戻ってきません。
今になって思い出すと、人数制限や期間制限があると言って、相手に考える時間を与えないようにする投資勧誘業者って、投資詐欺案件に多いような気がします。でも、期間制限や人数制限のある投資案件のすべてが詐欺かと言えば、そうでもないところが難しいところです。
また今回得た手痛い教訓ですが、新たな投資勧誘業者の勧誘を受けたときは、信頼できるということが確信できない、信頼できる業者かそうでないかよくわからないようなら、投資はしてはいけないということだと思います。ベルーガアジアがまさにそうでしたね。詐欺ということは当初はわかりにくかったです。
まあ、いずれにしろ私は投資資金の大半を奪われてしまいましたので、今後は金融機関以外で投資をすることは当分はないでしょう。もしかすると、一生ないかもしれません。
ベルーガアジアの資料請求した人たちへの宣伝攻勢とは、その2
ベルーガアジアの資料請求した人たちに対する宣伝攻勢についてですが、非常に激しかったです。
メルマガなどでの申し込み画面に入力した電話番号宛てに、2014年6月にメルマガからのリンクの画面で資料請求申し込みをした後ほんの数日以内に、担当者になったと称する営業マンが電話をかけてきました。
「わが社はヘッジファンド会社が作った自動売買システムを取り扱っていまして、それを使って資産運用すると着実に資産を増やすことができます。」
「2020年に東京オリンピックの開催が決定しましたので、今後3年間ほどは株価の動きがすごく激しくなると予想されます。この際に自動売買システムを利用することで資産形成をすることができます。これは資産形成するうえでまたとないチャンスです!」
「台数制限もありますし、できるだけ早く運用を開始して資産形成をしましょう!」
その会社が取り扱っている自動売買システムとはどういうものかというと、最初に紹介された資料で提示されたものはウォーカーズⅠ、エディンソンⅠ、エディンソンⅡ、ロックウォーターという4種類の自動売買システムでした。
その際に提示された資料が、以下の運用実績の一覧表のようなものでした。エディンソンというのは為替を投資対象とした商品、ウォーカーズというのは日経225、およびGOLDの値動きを投資対象とした商品でした。ウォーカーズⅠ、エディンソンⅠは推奨される投資資金額が小さく、エディンソンⅡ、ロックウォーターはあとの商品ほどより推奨される投資資金額が大きく、想定される運用利回りが高いと表示されていました。
エディンソンⅠ、エディンソンⅡ、ウォーカーズⅠ、ロックウォーターの過去2年間の運用実績が資料には掲載されていましたが、いずれも資産残高を一時的にも減らすことなく、資産曲線は右肩上がりとなっていました。
とても魅力的な商品だとは感じましたが、実際に運用してはたしてそんなにうまくいくかしばらく様子が見たほうがいいと感じました。その日は「しばらく考える時間がほしいので、考えさせてください。」と言って電話を切りました。それに、これまで世間でよく知られていない会社の製品ですし、本当に信頼できる会社なのかどうかよくわかりませんし、本当にいい資産運用ができるのか最低でも半年、できれば1年ぐらいは様子を見たほうがいいのではないか、と当初は考えていました。
その日の翌日以降、ベルーガアジアの担当者から毎日毎日しつこいぐらい電話をかけてきました。その頃は本業のほうが忙しかったこともあり、「相手の都合も考えず毎日毎日電話をかけてくるなんて無神経な人たちだな。」と感じ徹底して電話を無視していました。
2か月後の2014年8月ごろには仕事のほうが時間的に余裕が出てきて、つい「ベルーガアジアのシステム運用を開始している人たちが増えてきているのか。またその運用が順調に経過しているのかな。」ということが気になってしまいました。ベルーガアジアの担当者がしつこくかけてきた電話に久しぶりに出て、運用経過を聞いたところ「もうすでに始めている人はたくさんいます。始めている人は皆さん順調に資産を増やしています。」という言葉を聞いて、参加するしかないと考えるようになりました。その頃は、それが資産運用の成功につながると期待していたのですが、まさかその結果、悪魔のような組織に資産を奪い取られる結果につながるとは少しも予想できませんでした。
ベルーガアジアに資料請求した人たちへの宣伝攻勢とは、その1
こんにちは。まことです。
前回のブログで、2014年から2015年にかけてベルーガアジアは数多くのメールマガジンで宣伝していたということと、その宣伝内容を振り返りました。
そして、興味を持った人は、メールのリンク先の申し込み画面に電話番号などを入力して、資料請求をしました。すると、その人たちには2つの経路でベルーガアジアの宣伝の攻勢を受けることになります。
ひとつの経路はベルーガアジア独自のメルマガで、15日間にわたり毎日配信されていました。
最終日の内容はそれまでの配信内容のまとめみたいなもので、1日目から14日目までのメルマガのアドレスは以下のとおりでした。メールの見開いた画面上部がゴールド色でした。
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1日目 https://myprivateguide.com/asia/mailmaga01.html
2日目 https://myprivateguide.com/asia/mailmaga02.html
3日目 https://myprivateguide.com/asia/mailmaga03.html
4日目 https://myprivateguide.com/asia/mailmaga04.html
5日目 https://myprivateguide.com/asia/mailmaga05.html
6日目 https://myprivateguide.com/asia/mailmaga06.html
7日目 https://myprivateguide.com/asia/mailmaga07.html
8日目 https://myprivateguide.com/asia/mailmaga08.html
9日目 https://myprivateguide.com/asia/mailmaga09.html
10日目 https://myprivateguide.com/asia/mailmaga10.html
11日目 https://myprivateguide.com/asia/mailmaga11.html
12日目 https://myprivateguide.com/asia/mailmaga12.html
13日目 https://myprivateguide.com/asia/mailmaga13.html
14日目 https://myprivateguide.com/asia/mailmaga14.html
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メルマガの文章はすべて読むと長いですが、中身は大したことはありません。内容は以下のようなものでした。
その1 今がとても重要な時期である事
その2 準備とは、すぐ行動がとれるよう心構えをする事
その3 ヘッジファンドと同じ運用を行う事、正しくは、ヘッジ
ファンドが使用している【HTF】運用システムが利用できる事
その4 運用を開始する局面がきたという事
要するに、ベルーガアジアのHFT運用システムを利用して、ベルーガアジア指定の証券会社に口座を開設して投資資金を入金して、早く投資を開始しないと資産を増やすチャンスを逃しますよという宣伝ですね。この人たちは自社製品を売りたいからそう言っているだけで、実際には資産を増やす手段なんて他にもいくらでもあります。さすが詐欺グループの構成員とあって、出金できるかどうかという都合の悪いことには一言も触れていませんね。
さて、このメルマガは読み終えてみると大したことはないのですが、営業の担当者からの電話攻勢がとても激しかったです。次回はそのことについて振り返りたいと思います。
ベルーガアジアの宣伝とは
ベルーガアジアは2014年6月ごろから翌年ぐらいまで、数多くのメールマガジンで宣伝していました。その内容は大げさすぎるのではないか、と思えるような宣伝内容でした。
以下転載
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世界7カ所で富裕層対象にサービス展開を行っているベルーガ・グループ。
本社・ロサンゼルス以外にカナダ、オーストラリア、ニュージーランド、
イギリス、中国、シンガポール、そしてこの度
「ベルーガアジア」として日本にカスタマーセンターを開設しました。
●「ベルーガアジア」は、オーダーメイドの海外旅行サービスや
各種チケット手配および商品購入代行サービスなど、
各種の富裕層向けコンシェルジュサービスのほかに、
投資サービスも行なっています。
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転載 終わり
「キャッチ・ザ・ジャパニーズ ドリーム実践投資法」という名前がキーワードのようです。その言葉の具体的内容が気になった人が多く、そういう人はベルーガアジアの罠にはまってしまったのですね。一方で、「この宣伝は怪しい。うさんくさい。」と感じて敬遠した人たちは引っかからずに済んだのでしょう
今になってみると、そんなに簡単に投資で利益を上げられるわけないって思いますが、株式投資やFXなどの経験が豊富な人たち以外は、「ヘッジファンド会社の作った自動売買システムなら、本当に資産を増やせるのでは。」と思ってしまいます。でもそこが落とし穴だったのです。
メルマガの宣伝を受けて資料請求した人たちは、担当者からの電話での宣伝と、15日間の紹介メールの配信を受けることになります。その詳細は次回に記載します。
ベルーガアジアで投資詐欺にあいました。
はじめまして。私はまことといいます。
これまでの趣味は日本株や投資信託をちょこちょこと売買して、利益や損失を出して一喜一憂する、平凡な個人投資家でした。これまでは損益は出しても、長期的には損益がプラスにふれたりマイナスにふれたりといった、バランスの取れた感じで推移してきました。ところが、一昨年8月からベルーガアジアという業者の投資勧誘を受けて、「自動売買システムでヘッジファンドと同様の運用ができ、資産を順調に増やすことができる。」という、海外証券口座でFX自動売買システムで運用する投資に参加したところ、投資資金のすべてを奪い取られました。ベルーガアジアは投資詐欺業者だったのです。投資した資金は現時点で1円も返ってきていません。その後は、ショックからなかなか立ち直れません。
では、次回からベルーガアジアの投資勧誘を受けたころからの状況について、たどっていきたいと思います。ベルーガアジアの投資詐欺の手口を皆さんに知っていただき、今後も同様の詐欺を繰り返すと想定される詐欺グループをつぶす一助となればと考えています。